広島県内では8施設が認知症疾患医療センターに指定されています
当院は三次・庄原地区のセンターに指定されています
県北地方では高齢化がすすみ、最新のデータをもとに計算すると、三次・庄原地区では約5,000人の患者がいると推定されています
広島県内では8施設が認知症疾患医療センターに指定されています
当院は三次・庄原地区のセンターに指定されています
県北地方では高齢化がすすみ、最新のデータをもとに計算すると、三次・庄原地区では約5,000人の患者がいると推定されています
□認知症になっても医療機関に受診しない人が少なくない
□認知症を地域で支援する体制が不十分
□認知症に対する理解の欠如
□早期発見が技術的に困難
□認知症の専門医療機関がない
□認知症予防・改善に関する適切な医療、介護が確立されていない
また、簡単な認知症のスクリーニング検査を受けても、認知症ではないと診断され発見が遅れた事例も少なくありません。
これらの事情を背景に、広島県では各医療圏域に認知症疾患医療センター等の設置をすすめ、三次・庄原地区では広島県認知症疾患医療センターとして当院が指定されました。
事業内容
1.専門医療相談
2.鑑別診断と初期対応
3.合併症・周辺症状への急性期対応
4.研修会の実施
5.認知症疾患医療連携協議会への開催による連携
6.情報発信
当院では認知症の診断から在宅介護の相談、通院治療まで症状に応じて対応しております。認知症の疑いがある方はもとより、物忘れの段階でも、ご相談ください。
毎週火曜日・木曜日は当クリニックロビーで「認知症カフェ」も開催しています。
介護保険サービス、精神保健福祉サービス、成年後見制度など各種保険福祉サービスに関する相談にも応じます
相談の流れ
1.受診予約 相談窓口の看護師・精神保健福祉士・作業療法士により相談対応及び受診予約を行います
2.初回診察 医師が問診を行い、診断・検査を行います
3.検査実施 心理検査・画像検査・血尿検査・尿検査・心電図などの検査を行います
4.再診 認知症の有無、原因・タイプ・進行の程度などの鑑別診断を行い、今後の治療方針について説明を行います。
通院や薬物療法、リハビリテーションなどにつなげます。
・同じことを何度も聞く
・最近怒りっぽい
・得意だった料理ができなくなった
・外出を嫌がったり、風呂に入らなくなった