看護部

療養生活を支える「チームワーク」を
大切にしています。

毎朝、気持ちを新たに患者さんと向き合います。


看護部副院長 亀岡真理子 看護部長 高橋弘子

教育部長 高杉洋子

 


看護部より 看護部長 高橋弘子

ビハーラ花の里病院は三次市で慢性疾患と脳神経内科を標榜する慢性期の病院です。
患者様は、疾患の特徴から、長期療養となりご自分で意思を伝えることが難しい、日常生活行動を自己で行うことが困難な方が多く入院されています。
「病みて悩める人々の安らぐ家とならむかな」という病院理念にもあるように、療養生活において患者様が安らげる場所であるよう、患者様に寄り添い、多職種との連携をはかりながら患者様にとっての最善を常に考え行動できる看護を目標としていきます。
また関連施設である社会福祉法人慈照会の各施設と連携をはかり、患者様がどこでどのように生活されサービスを受けられるのが最も適切かを検討します。
病院は職員の努力と共に皆様方の「こういう病院であってほしい」という想いで成長していきます。皆様方の「声」をぜひ身近にいる職員にお聞かせいただき、地域の皆様に信頼される医療機関の役割を果たすとともに、選ばれる病院づくりを目指していきます。


 

いつも身近に寄り添っているような笑顔で 安心感のある介護を心がけています。

療養生活において安らげる場であるよう、患者様に寄り添える看護を目指しています。 長く続くコロナ禍において面会が自由にできず、ご家族は患者様の状態が把握できずに心配されたり、お顔を見ることができず寂しい思いをされておられるのではないかと思います。 面会中止期間中は、ご本人様の写真をメッセージ付きでお届けしましたら大変喜ばれ、他の家族にも送ってあげたいと希望される方もおられました。 お孫さんの結婚式にと携帯でメッセージを送らせていただいたことなどもあります。どのような状況でも患者様とご家族のつながりを大切にしています。 また、コロナ禍でイベントができない状況が続いていますが、各病棟単位で患者様に喜んでいただけるような企画(プチ屋台、コンサート、どんちゃん、神輿など)を行いました。 患者様は目を輝かせ、笑顔、時には涙を流されて感激される方もおられました。これからも患者様、職員が一緒に楽しめる企画を行っていきたいと思います。 療養生活において、当院が「安らげる場」であるよう、患者様に寄り添う心をもって、安全で安楽な看護を提供できるよう 日々努力してまいります。

 

リハビリテーション科

明るく、たのしく、元気に笑顔でをモットーに、質の高いリハビリテーションを目指しています

目的に応じて3つの専門職が対応します

*理学療法士
 マッサージ、運動指導、体操などにより、歩くこと、立つこと、座ることなど身体の基本動作の維持向上に取り組みます
*作業療法士
 手作業や家事などの日常的な生活機能の維持・回復を図ります
*言語聴覚士
 言葉が出にくい、飲み込みにくいといった言語・嚥下機能の 維持・回復に関する指導を行います

機能維持~リハビリテーション科の取り組み~
当院のリハビリテーション科はPT(理学療法)、OT(作業療法)、ST(言語療法)のチームで構成されています。医師の処方のもと、残存機能を維持し、拘縮等を防ぐ理学療法、生活で必要な動きを中心にした作業療法、嚥下や滑舌、言語機能を維持改善する言語療法、機能維持を目標にしていますが、同時に患者さんに心の「活力」を灯したいという思いが常にあります。
また患者様の嚥下の問題について放射線科と共同で取り組むなどの活動をしています。
各自が考え、業務の折々に、いつのまにかディスカッションになっています。
リハビリ科が廊下の脇に自分たちで作った畑があります。「葉っぱが伸びてきましたよ」「小さな実がなりました」リハビリの行き帰りに患者さんと語らうきっかけになっています。患者さんのためにならできる限りのことをする、リハビリチームの思いです。


 

歯科

お口の健康は全身状態に影響します。
当院では歯科を標榜、口腔ケアにも力を入れています。

虫歯や歯周病の治療・義歯の作成や調整をはじめとする歯科診療を行っています。
バリアフリーの診察室で車いすの方も気軽に受診可能です。 内科と連携して全体的な疾患をお持ちの方も安心して治療を受けて頂ける体制が整えてあります。
また、脳血管障害や神経筋難病の患者様に対して飲み込みの状態を評価する、嚥下造影検査を行っています。
歯周病など口内環境の悪化は高齢者に多い誤嚥性肺炎の原因になります。日々の口腔ケアは口内衛生だけではなく全身の健康に影響を及ぼします。当院では必要に応じて病棟に歯科衛生士が出向き、口腔ケアを実施しています。


 

放射線科

楽に撮影に臨んでいただける、特殊機器も備えています。

当院では、脳卒中や神経難病などの神経疾患、肺炎や虫垂炎等の内科疾患、変形性腰椎症や骨折などを調べる為の画像診断検査を行っています。

主な検査
・MRI(核磁気共鳴画像) ・・・ GE MRI 1.5T
・CT(コンピューター断層装置) ・・・ Canon マルチスライスCT(4列)
・X線撮影
・X線透視撮影(嚥下造影検査等)
・超音波検査

MRIは放射線被爆が全くなく、磁気を使って体の内部を画像化します。1.5TのMRIを導入しており、特に脳卒中など脳神経内科疾患の画像診断に役立ております。
CTはマルチスライスCT(4列)を導入しており、体内の詳細な画像情報が得られます。

また、医療画像管理システムPacs(Picture Archiving and Communication System)を導入し、画像撮影装置から受信した画像データを保管、閲覧、管理しています。
デジタル化した検査画像の画質を劣化させる事なく、放射線科医遠隔画像診断システムと共有し、複数医による診断で患者様により良い診療を提供しています。



 

薬剤部

病院内で薬剤部は、お薬を適切にお届けします

※入院時のお願い

入院時には、お薬手帳と処方されたお薬を総合受付にお渡しください。
飲み合わせの確認や管理のためにご協力をお願いします。

医師の処方をもとに、当院で適切にお薬を調剤させていただきます。
入院後のお薬は原則当院で処方いたします。そのため、他の医療機関で薬を取りに行かれることや市中の薬局で購入した一般薬を持参される場合はご相談ください。

ご不明な点がございましたらお声がけください。


 

総合受付医事課

いつも笑顔で受付をします。

ご不明な点などもお気軽にご相談ください。

医事課でご相談いただけること

*各種証明書、診断書の申請
*手帳の申請など
*物品の購入について
*おむつ証明書の申請(要介護認定を受けている方で6か月以上寝たきりの方で、確定申告・住民税申告をされている方は医療費控除が受けられることがあります。申請には医師の「おむつ使用証明書」が必要です。必要な方はお問合せください)

医事課年間カレンダー

1月 おむつ証明書の発行受付 7月 医療保険証の確認(原本をお持ちください)
2月 8月
3月 連絡先確認票の更新(現在の連絡先の変更等ないか伺います) 9月
4月 花まつり 10月 インフルエンザ予防接種のご案内
5月 11月
6月 菖蒲まつり 12月

*毎月10日に請求書を発行します。重要なお便りが同封されていることがありますので必ずご確認ください。
*特定疾患の更新時期は県によって異ります。案内が届き次第、医事課にご提出ください。(更新には医師の診断書が必要です。申請料金がかかります)

受付からのお願い

当院に来院いただいた方は必ず受付にお立ちよりください。
受付カードのご記入、手指消毒、検温をお願いしています。


 

地域医療連携室

入院に関することや、ご心配ごとなど、お気軽にご相談ください。

※入院
※面会
※短期入所

地域医療連携室とは

 高齢者の増加や疾患の慢性化に伴い、一つの医療機関で患者様の全てを支える事が困難になってきています。 したがって各医療機関は役割を分担し、症状・状態に応じた適切な医療・福祉を提供するシステムができています。
当院の地域医療連携室では、地域の医療機関・関連施設・その他関係機関と連絡を密にとりつつ、 それぞれの役割(機能・特徴)を生かしながら患者様の療養にあたる体制を支援しています。

医療相談員とは MSW(メディカルソーシャルワーカー)

 医療ソーシャルワーカーは、病気や怪我で起こった経済的、社会的、心理的な心配事や不安等の問題について相談を受け、問題の解決のお手伝いをする医療機関の中の「福祉の担当者」です。

■具体的には
・総合相談(入院相談・一般相談)
・患者様・家族様からの相談
・適切な医療機関や福祉施設等の紹介
・在宅療養に向けての関係機関への連絡・調整
・医療費などの経済的問題の相談
・介護保険や身体障害者手帳等の制度の紹介や利用の相談
・医療機関、その他関係機関からの相談・連携窓口


 

ビハーラ花の里病院