❤体と心にやさしい❤
沙羅ごはんの取り組み
管理栄養士 田中
肉料理は好きだけど、硬くて噛めないので
小さく刻んで欲しい!
という利用者様の声・・・よくありますよね。
「柔らかいものが美味しいよ!」
という声もよく聞こえてきます。
入れ歯って以外といろいろなものが噛みにくいようで
高齢者にとって、まず噛める状態の食事が
おいしさの決め手でもあるようです。
そこで沙羅では、食べたいけれど噛めないので
通常は普通の大きさの料理を食べていても
「肉料理だけは、小さく刻んでだして下さい」
という入所者様の要望にそのまま答えて
ご覧のような小さく刻んで口の中でバラけない
工夫をした料理提供をしてきましたが・・・
広島県 「食品工業技術センター」・・・の開発した「酵素」を使用し
料理素材を柔らかくした後に調理をしてみると・・・・・
通常刻んだ状態でなければ食べられなかった方が
ご覧のような 通常の大きさのものを 何の問題もなく食べられました。
今日のメニューは 豪華にビーフカツ
「軟らくておいしい!」
「今日のおいしいね!」
「今日は食べれるよ!」と食べた本人もびっくり
咀嚼の問題で刻んでいる方も
通常の大きさで大丈夫!
調理をする側もびっくりの出来上がりで、
さらに入所者の方々に満足してもらい、
喜んでもらったことに対し、私たちも満足できました。
ハッピー❤な気持ちになりました。
おいしい食事提供を目指し日々頑張っている調理員です!
肉料理だけでなく、魚料理でも焼いたり、
煮つけで硬くなる魚は
酵素処理をして調理をすると、
ぼろぼろにほぐさなくても切り身で
提供することができます。
料理らしい料理の提供ができ、満足してもらえることで
利用者様、職員とも幸せな気持ちになります。