「ビハーラ花の里病院」

物故者初盆法要と追悼演奏会を開催しました

ビハーラ花の里病院では毎年、前年に亡くなられた方の初盆法要を営んでいます。物故者を病棟職員と共に偲び、ご家族様との再会を果たし思い出を語る日でもあります。今年は当院事務長 高輪寺住職吉田善孝師が導師を務め法要を営みました。

創設者の和泉慧雲法師は、お亡くなりになった方を玄関からお見送りすることを大切にしていました。「来ていただいた時と同じように玄関からお送りする。裏口はいけん」。また「亡くなられた方が最後に目にする景色を大切に」という思いから草木を大切にし、環境にも心を配り、この地からお浄土に向かわれるという意味で「ふるさと」のようにビハーラを感じてほしいとも語っていました。

今年は、初盆法要後に玄関ホールで追悼演奏会も行いました。広島市の「川本弦楽研究所」の代表と専任講師の方による弦楽四重奏「フルスラウフカルテット」のかたがたが「千の風になって」などを演奏してくださり、「ふるさと」では参加者の方と合唱をしました。

「フルスラウフカルテット」の皆様には、追悼演奏会に先立ち、各病棟をまわって弦楽四重奏による「音楽の宅配便」を届けてくださいました。(個人情報に配慮して画像を一部加工しています)

各病棟職員が、患者様に少しでも間近で音楽を聴いていただきたいという思いからベッドや車いすをホールに移動させていただき、また病室での急遽の演奏リクエストにカルテットの皆様も快く応じてくださるなど終始和やかなムードで音楽を病棟にお届けしました。

「夏は来ぬ」や「高原列車は行く」、また「鉄腕アトム」や「銀座カンカン娘」などの懐かしい曲に患者様もマラカスを振って応援してくださり坂本九メドレーの「上を向いて歩こう」や「ふるさと」では自然に声が広がり、涙を流しておられる方も・・・。その姿を見てカルテットの皆様も「マスクの下で涙をこらえるのに精いっぱいでした」とのことでした。

今年の夏はひときわ厳しい暑さですが、患者様やご家族様にひととき思いでに残るお時間を過ごしていただけましたなら幸いです。

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